令和6年度度秋季募集 !
幼児から大人まで、それぞれの剣道を…
幼児の剣道
剣道の修行稽古は辛いものです。身体が成長過程にある子どもにとっては、大人が感じる以上にそのように感じるはずです。泉武館剣道場では、個人の性格や気質、また年齢や性別の違いを認めながら、その子にあった剣道指導をしてまいります。
幼稚園児は、中村幼稚園年長児が対象です。
小学生の剣道
剣道が嫌いになりかけていた子どもが、泉武館剣道場では真摯に稽古に取り組み、休まず稽古に来るようになりました。もちろん、保護者の皆様のご協力もありますが、「好きこそものの上手なれ」。小学生は、剣道が好きになることから始めなければなりません。
高学年になるにつれ「好き」だけではいけません。それは「勝負の意味」も理解できてくるからです。勝つに越したことはありませんが、勝負は勝ったり負けたりすることが常です。勝ち負けの楽しさを知り、稽古に休まずに足を運び鍛錬し、勝負への目標や、勝負の反省を稽古で表現できれば最高です。
小学生は、卒園幼稚園は不問です。
中高生の剣道
小学校の剣道を卒業し、中高生になると「勝負を重視」するようになります。しかしその想いは、指導陣が勝負を意識させるのではなく、稽古をしている本人が成長とともに「勝ちたい」と思ったり、「稽古の成果をだしたい」という生徒の主体的な想いから発生してこなければなりません。そして、指導者も生徒が自らそのように思わせるような子どもにとって無理のない指導をするべきでしょう。
剣道に取り組むきっかけは「親の勧め」「友人が剣道を始めたから」「自ら進んで」「中学校の部活動にあったから」等、自らの意思で主体的に始めたとは限りません。それなのに、指導陣が「勝たなければならない」という視点で指導を進めたら本人はどう思うのでしょう。仲間といるのが楽しいから稽古にくるんです。」という剣士の思いはとても大切です。
勝つに越したことはありませんが、勝つだけが剣道ではありません。勝た(て)なくても、稽古に休まず足を運ぶ生徒は立派な剣士です。
一般剣士の剣道
一般剣士の皆さんは、各々の明確な目標の下で稽古をしているでしょう。昇段審査、試合、健康維持、後進への指導。稽古後のビールの為にという方もいらっしゃるかもしれません。自ら時間を作って剣道場に足を運ぶことはなかなか難しい事です。泉武館剣道場では、「和」をもって稽古ができる剣士を喜んで迎えます。
初代館長は「剣道を愛する者 来るもの拒まず 去る者追わず」の精神で。
現館長は「 桃李成蹊」の精神で。皆さんの剣道に対する思いから、泉武館剣道場へ向かう蹊ができれば良いと思います。